速報:新型コロナ変異種の情報まとめ【イギリスからの帰国者も感染】

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6児パパ
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どうも!6児パパです。

新型コロナウイルスの第3波といえる状況が迫っている中で、海外から驚くべきニュースが飛び込んできました。

 イギリスで新型コロナウイルスの変異種が急速に拡大

<ワクチン接種が始まったばかりのイギリスで、新型コロナウイルスの変異種が出現したことを保健相が確認した>(NEWS WEEKより引用>
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ようやく新型コロナウイルスのワクチン接種が実施されている中で、またも新たな問題といえる変異種ウイルスの出現。

未知なるウイルスの脅威に戦々恐々としてしまいそうになりますが、こんな時だからこそ、冷静になって確かな情報収集と、徹底した予防策が必要です。

今回は現在分かっている新型コロナウイルスの変異種の状況と、日本での感染状況や今後の対策についてまとめましたので、速報でご紹介したいと思います。

 *この記事は2020年12月26日時点での情報です。

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新型コロナウイルスの変異種

英保健相は12月14日、イギリスで新型コロナウイルスの「変異種」が検出され、この変異種が最近の感染者数急増に関係していると発表。

会見の内容をまとめました。

・ロンドンと、イングランド南部の多くの地域で新型コロナウイルスの感染者数が「急増」している。(イギリス全体では先週1週間で、1日の平均入院者数が13%、1日の平均感染者数が14%増加)

・イングランドでは少なくとも60の地方自治体で、この変異種による感染が1000件以上、確認されている。

・ロンドンと、イングランド南部の多くの地域で新型コロナウイルスの感染者数が「急増」しているのを受け、12月20日から、ロンドンを含めた一部地域を対象に政府が定めた新型コロナウイルス対策で最も厳格な警戒レベルである「ティア(レベル)4」が導入され、新たに規制を強化する方針。

その上で、英保健相は、このように述べて警戒を呼び掛けています。

「この新しい変異種の影響がどの程度のものかはわからないが、いずれにせよ、この感染拡大には迅速かつ断固たる行動が必要だ。残念ながら、このきわめて有害なウイルスをコントロールするには、ワクチン接種を進める一方で、(警戒レベルの引き上げも)絶対に欠かすことができない」

 

新たな変異種とは

イギリスで発見された新型コロナウイルスの新たな変異種について、現在わかっていることをまとめました。

名称「VUI–202012/01」または「B.1.1.7」
特定地域イングランドのケント州(2020年9月20日)
変異内容大本のウイルスから14箇所の変異が生じ、そのうち9箇所はヒト細胞への侵入に関わるスパイクたんぱく質の変異とされている。
諸外国への感染拡大状況デンマーク(9例)やオーストラリア(1例)、イタリアなどイギリス以外の国々でも症例が確認されており、これ以外の国々でもB.1.1.7の感染が広がっている可能性がある。
また、別種であるが非常に似ているものが南アフリカ、オランダなどで見つかっている。
感染力イングランド南東部では、従来のタイプを上回る勢いで変異種が広まっていると推測される。
イギリス研究機関によれば、国内の新たな変異種はこれまで主流だった新型コロナウイルスよりも70%感染しやすいと発表している。
けれど現段階では、環境要素もある為「従来のウイルスよりも強力」と断定はできない。(ただし、今後も注意深く状況を観察する必要がある)
変異の原因感染者の抗ウイルスタンパク質によって突然変異が引き起こされた可能性がある。(ウイルスの突然変異自体は自然なこと)
ワクチンへの影響ワクチンにどう影響するのかは不明
感染防止措置ヨーロッパ、中東、アジアを中心に40以上の国が、イギリスからの旅客機の運航を停止することを決定。
国内でも規制強化を行う。

 

以前から存在していた変異体

新型コロナウイルスの変異体は、イギリスで初めて発見されたわけではないそうです。

これまでもマレーシア・イタリア(2020年2月頃)に新型コロナウイルスの変異体(D614G)の感染者がいたことが報告されており、計算生物学者かつ集団遺伝学者でもあるベット・コーバー氏は、次のように述べています。

 「D614Gは新型コロナウイルスの感染性を増大させる非常に支配的なウイルスであり、従来のウイルスよりも10倍高い感染力を持つ」

ただし、この見解については、専門家の間でも賛否があるようです。

 

WHO=世界保健機関の見解

WHOの危機対応の責任者は21日の会見で、変異した新型ウイルスにより、重症化しやすくなったり、ワクチンが効かなくなったりする証拠はないとした上で次のことを述べました。

 「ウイルスが感染力を増しても、拡大を止められる」

 

一方で、渦中のイギリス政府は、危機感を示して次のように述べています。

 「感染拡大を制御できていない」

WHOは、これまでも新型コロナウイルスの感染防止策について、どこか後手を踏んできた印象がある為、渦中の中にあるイギリスの見解に注目してしまいます。。。

 

帰国者の感染

厚生労働大臣は、12月25日にイギリスから帰国した5人から変異した新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。

変異したウイルスへの感染者が国内で確認されたのは初めてです。

5人は、空港の検疫で新型コロナウイルスの陽性が確認されたため、国立感染症研究所で検体を解析した結果、変異した新型コロナウイルスが確認されたということです。

現在分かっている情報をまとめました。

・2人は12月18日と20日に羽田空港に帰国

・3人は12月21日に関西空港に帰国。

・5人の年齢は、10歳未満から60代までの男女。

・4人は症状がなく、60代の男性がけん怠感を訴えた。

・空港検疫で陽性が確認されたので、他に感染するような接触はなかったと考えられている。

日本国内での感染状況

感染状況現在(2020年12月20日現在)、帰国者以外、国内での変異体は見つかっていない。
(ただし、発見する為の遺伝子解析は全体の一割程度のみ)
日本の措置英国からは外国人は原則入国禁止。
日本人等の入国者は、空港での検査と14日間の自宅待機。
最近2週間の海外渡航歴ありの者に対するPCR検査等の実施。
検体提出、ゲノム分析の実施。
今後について今後、変異したウイルスが国内に入り込んだり、発生したりする可能性もある。
マスク着用のほか、手洗い、人と人との距離をとる、3密を避ける。
そして飲酒を伴う懇親会など感染リスクの高い『5つの場面』を避けるといった基本的な感染対策を徹底し、リスクのある行動を避けていく対策はこれまでと変わらない。

 

まとめ:確かな情報収集と徹底した予防策

①情報収集

「国立感染症研究所」では、新型コロナウイルスの変異種についての情報を随時発表しています。

こまめにチェックして、確かな情報収集を行いましょう。

感染性の増加が懸念されるSARS-CoV-2新規変異株について (第2報)
ウイルス性出血熱とは、エボラ出血熱,マールブルグ病,ラッサ熱,クリミア・コンゴ出血熱の4種類をさします。個々の疾病については、以下のメニューから選ぶことができます。

  

②感染予防対策

現段階では変異種のはっきりとした特徴は分かっていませんが、基本的には新型コロナウイルス同様の感染防止策が必要になります。

感染予防策についてはコチラを参考にしてください。

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世界中の人々が手をとりあって、共通理解・共通認識の上で、一人一人が感染を拡大させない意識をもつことが大切だと思います。

最後まで見ていただきありがとうございます。

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