・夫婦関係がうまくいかない
・家事や育児を分担してくれなくて疲れた
・家族で決めた約束やルールを守ってくれない
・幸せな家庭を築きたいのに・・・どうすれば

そんな悩みを解消するヒントをご紹介します。
✔記事の内容
・幸せな家庭を築く
・家庭は3つの“きょうどう生活”によって成り立つ
①協働生活―家事・育児の分担
②共同生活―家庭のルールを築く
③教導生活―できないことを互いにフォローする
番外編「今日、どう?」生活―夫婦のリフレッシュ
・まとめ:夫婦の”きょうどう生活”で幸せな家庭を築く
✔記事の信頼性
専業主婦のママと共に3男3女の子供を育てながら、「家族の幸せ」を求めて家庭教育を研究し、互いに敬意を抱く夫婦関係・愛情を注ぐ子育てを実践中。会社員として働く傍らで、大学で教育学を学び、ブログ・電子書籍販売・YouTube配信等を通して副収入を得る。(電子書籍の出版や、講演会依頼の実績も)
6児パパの子育て風景を知りたい方はコチラ。
幸せな家庭を築く
家庭は社会という大海原の中に漂う一隻の船です。
だれもが“幸せ”という目的地を求めて航海する。
けれど、ワンピースのログコース(目的地を示してくれる羅針盤)のように、幸せの航路なんて誰も知らない。
そして、家庭という船の船員は夫婦です。
船長や操縦士、航海士や船医など、夫婦がそれぞれの役割を担いながら、協力し合って航路を進めていく。
ボートのように小さくもろい船では、荒波に耐えることはできません。
どんな荒波(困難)にも耐えられる頑丈な船が必要なのです。
盤石な船を築くことが、幸せな家庭を築く為の基礎といえます。
家庭は3つの“きょうどう生活”によって成り立つ
船を進めていく為には、船員同士の協力が必要不可欠です。
家庭は3つの“きょうどう“生活によって成り立っています。
もしも、夫婦それぞれが役割を果たさなかったり、自分勝手な行動をしてしまっては、いつか船は沈んでしまいます。
3つの“きょうどう生活”について解説していきます。
協働生活―家事・育児の分担
1つ目の“きょうどう生活”は家事や育児を協働することです。
一つ屋根の下で生活する為には、衣食住に関わる家事が必須。
一般的に仕事をする夫、家事をする妻という構図はありますが、あくまでそれは主たる役割です。
食事の準備や洗濯、家の掃除などなど、子供ができて、家族の人数が増えるほど、その仕事量は多くなっていきます。
“自分は仕事をしてるから(家のことはまかせよう)”
“家事は女がするもんだ”
“(たまに家事をして)~やってあげたぞ”
そんな感覚は捨てましょう。
また子供がいる家庭では、育児も同じことがいえます。
夫婦2人の責任と覚悟の元、誕生した子供を愛し抜くこと、育児を協働するとは、ママ&パパとして当然のことです。
例えば、夜泣きや子供のお風呂など、夫(パパ)にとって、仕事の疲れがあったとしても、ママと分担するのは当り前のこと。
何も特別なことではないんです。
世間では育児や家事を積極的にするパパをイクメンと呼ばれています。
6児パパはこの言葉が大嫌いです。
イクメンという言葉が、家事や育児をする夫を特別視させてしまっているから。
詳しい理由を知りたい方は子育てが不安なパパへ!6児パパの僕はイクメンを目指しませんをご覧ください。
協働生活とは、同じ空間の中で協力し合いながら、互いに働く生活です。
前述した通り、家庭という船に乗る船員として、協働することは当然のことなのです。
共同生活―家庭のルールを築く
2つ目の“きょうどう生活”は家庭のル―ルを夫婦で築き守る共同です。
学校や会社など、二人以上が集う場所には、必ずルールがあります。
なぜなら同じ目的を持った人間同士で協力しながら生活(学校生活や業務)をするからです。
夫婦で協力・協働しながら生活を営む家庭も、これと同じようにルールを夫婦で築き、守らなければいけません。
ルールというと、規律や規則のように難しく聞こえるかもしれませんが、人と人同士の守るべき約束事と言えるでしょうか。
例えば・・・
“相手を裏切らない=浮気をしない”
“暴力を振るわない”など
それは言うまでもなく、人としての当然の倫理観から。
“帰宅時間は知らせる”
“洗濯物は洗濯カゴに入れる”
“子供のお風呂担当はパパ”など
家庭の生活にまつわる細かなこと全般から、家事や育児の担当まで。
表や言葉にする必要はないかもしれませんが(習慣がない夫婦にはあってもいいかも)、家庭の中で共同して生活する為の意識として家庭のルールを築くことは大切なことです。
共同生活とは、家族として共に同じことを共有することです。
互いに共有すべき家庭のルールを築き、守ることを積み重ねれば、家庭の中で子供たちを含めた家族全体の家庭の文化を築くことになります。
また喜びや悩みを夫婦で共有することも、大切な共同生活です。
そのことについては、また別の章でご紹介したいと思います。
教導生活―できないことを互いにフォローする
3つ目の”きょうどう生活”は、夫婦で互いに教え学び合い、より良い方向へ導く教導です。
知識・スキル・心得・振舞などは人生経験によって異なります。
夫婦互いに得意な事、不得意な事もあるでしょう。
そうした時に、お互いに教え学び合いながら一緒に成長していくことも夫婦として大切な姿勢です。
例えば、育児や家事が苦手なパパさんだったら・・・
ママにオムツ交換や料理・洗濯の仕方などをママに教えてもらったり。
逆にパパからママへと互いに教え、より良い方向へ導き合うことが大切です。
この時、教えてあげる側は、すぐに”できる”ことを期待せず、子育てと同じように寛大な気持ちで待ってあげることも大切ですよね(逆に教えられる側は、”できない”と最初からあきらめずに、”できるようになる”ことを目指しましょう)
親は子供の鏡となる子育てについて知りたい方は”子は親を映す鏡”の家庭教育:子育ては因果応報~子供は親の姿を見て育つ【家庭環境が子供の将来を左右する】をご覧ください。
教導生活とは、夫婦が互いに切磋琢磨、二人三脚しながら成長することです。
夫婦として、親として、人間として、みんな発展途上の人間です。
だからこそ、互いに努力を重ねて成長することで、盤石な家庭という船ができあがるのです。
そしてその先には幸せな家庭が必ず待っています!!
番外編「今日、どう?」生活―夫婦のリフレッシュ
おまけになりますが、番外編の”きょうどう生活”は、夫婦がリフレッシュしたり愛情を確かめ合う為の「今日、どう?」です。
ちょっとダジャレっぽくなったけど、円満な夫婦関係を築く為に、これがホントに大事です。
夫婦それぞれに家庭や社会の中で役割を担い、心身の疲労やストレスを抱えることもあります。
そんな時に、夫婦でゆっくり楽しみながら過ごす時間を持つようにすることも大切です。
例えば、時間が持てるなら、夫婦でお出かけしてデートしたり。
子供たちが寝静まった後に、二人でお酒でも飲みながら映画を見たり。
あるいは、心も体も一つになって愛情を分かち合ったり。
そんな時間を過ごす為に「今日、どう?」は、夫婦の関係性を深める為にも、とても大切な魔法の言葉なんですよ。
実際に6児パパも、仕事が休みになる週末は、互いに、この言葉を掛け合って、お酒を飲みながら二人で映画鑑賞することが習慣になっています。
この時間が6児パパにとって、1週間を乗り切る活力になっています♪
まとめ:夫婦の”きょうどう生活”で幸せな家庭を築く
今回の記事のまとめです。
○家庭は社会と言う大海原の中で幸せという目的地を目指す一隻の船。
○船員は夫婦で、それぞれに役割を担って航海する。
○盤石な船を築くことが幸せな家庭を築く基礎。
○幸せな家庭を築く為には夫婦の協力や成長が必要。
○家庭は3つの”きょうどう生活”によって成り立つ。
○協働-家事・育児の分担
○共同-家庭のルールを築いて、どんなことも共有する
○教導-夫婦で切磋琢磨・二人三脚で成長する
○「今日、どう?」の魔法の言葉を掛け合う

夫婦で助け合い、そして家族みんなで楽しみながら、幸せな家庭という目的地に向かって、航海しましょう☆
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