こんにちは。
5児パパです。
インフルエンザ―リレーは続き4歳の末っ子へとバトンが引き継がれたと思ったら最後には我が家の無敵KING。
ママにまで・・・
恐るべし・・・インフルエンザ
高熱と関節痛で身動きできないママに変わって、子供達の朝食や学校への送り出し、洗濯物や食事の準備をして遅れて出勤~早めに退勤。
パパも大奮闘していました。
わずかな時間でしたが、平日の我が家の何気ない家族の姿を垣間見て、改めて ”あたり前の日常”を支えるママの尊さや自分たちで色々判断しながら準備や手伝いをしてくれる子供達の成長を実感しました。
っというわけで、今回の章は「お父さん」についての章です。
お母さんに比べて普段は家に居る時間が限られているけど、家族の一大事には、その存在感を一層発揮する一家の大黒柱の「お父さん」!!
それでは参りましょう♪♪
幸せな家庭を築く為にLet’s Go!!
幸せな家族を築く為の10の方法
第5章 お父さんは家庭の月
<目次>
1、一家の大黒柱「お父さん」
2、お父さんは分業主夫!?
3、社会で奮闘するお父さん
4、「お父さん」は家庭の中の”月”
*この章に記される「お父さん」は専業主婦の妻を持ち、会社員である私をイメージして綴っています。現代は夫婦共働きであったり、お父さんが家庭を守ったり、シングルで育児をしたり、あるいは子供さんがいらっしゃらないご家庭など様々な家庭環境があると思います。その為、必ずしも読者の皆さんの家族構図に当てはまらないこともあるかもしれませんが、お父さん=主体的に家庭の経済や威厳を守る者として捉えていただければ幸いです。どのご家庭も家族の幸せの為に家庭の中でそれぞれの尊い役割を担い奮闘されていることだと思います。
1、一家の大黒柱「お父さん」
第4章「お母さんは家庭の太陽」にもあったように家庭の中の”あたり前の日常”を支えているのはお母さんです。
ではお父さんの役割は?
それは・・・
お父さんは”当たり前の日常”の土台を作っているのです。
この土台を言いかえれば一家の大黒柱なのです。
では お父さんが作る土台とは何か?
それが家庭の中の経済と威厳なのです!!
人の幸せとお金(経済)の関係性については様々な論争があります。
例えば・・・
人の幸せはお金じゃないよ。心だよ。
そんな意見に対して私の考えは・・・
人の幸せは心が満たされること。そして その為には一定の経済が必要なんです!
どんなに財力があっても、信頼できる存在がいなかったり、愛を感じられなければ心は満たされません。
一方で、どんなに心が満たされても、お金がなければそもそも生きていくことができないし、自己実現が困難な環境になってしまいます。
一定の経済があるからこそ、衣食住に不自由なく暮らすことができ、家族の命を守ることができます。
一定の経済があるからこそ、子供の進路を含め家族がやりたいことを実現できる環境を築けます。
一定の経済があるからこそ、心に余裕が生まれます。
お父さんが家庭の経済を支えるからこそ、家族が安心して生活ができるのです。
これは社会では当然のことのように思えますが、第4章の母の役割と同じで当り前に整えられている環境は誰かが尊い役割を果たして成り立っているのです。
そして、お父さんが作るもう一つの土台。
それが父の威厳です。
お父さんのキャラクターはそれぞれにあると思います。
頑固で強面のお父さん・・・
温厚でおとなしいお父さん・・・
だけど家庭の中でお父さんの存在感を示す真骨頂は、”いざとなった時”です。
お母さんは、あたり前の日常を支えることで手一杯です。
お母さん一人では解決できないアクシデントが起こった時・・・
家族を守り、家庭を統制するスーパーヒーロー!
それこそがお父さん!!
例えば、近所でトラブルがあった時。
お母さんでは解決できない場面でお父さんが出陣します。
あるいは、子供が悪さをした時。
”あたり前の存在”であるお母さんが何度注意をしても効果がない場面では、お父さんの威厳が発揮されます。
普段は温厚で優しくても、”ここぞ”っという時には子供にビシッと注意をする。
そこにはお父さんが家庭の中で絶対的な存在となる必要があります。
けれど、この「絶対的」を恐怖や威圧と勘違いしてはいけません。
恐怖や威圧から威厳は決して生まれません。
お父さんが”恐怖の存在”になってしまえば、子供が小さい時はその恐怖に怯えて行動を制御することができるかもしれませんが、その姿を見続けて心身ともに成長し、腕力で父親を越えれば、その立場はたちまち逆転して今度は家族の中で新たな”恐怖の存在”を生み出すだけなのです。
お父さんの本当の威厳の源は家族を愛する強さなのです。
だからこそ、普段は優しく家族を愛し、”ここぞ”という時には
力強く家族を守る。
そういった意味では日頃から家族に慕われ敬われるお父さんの姿が大切です。
そして、お父さんのその姿は特に息子との関係性に大きく影響します。
同じ男として『お父さんみたいな男になりたい』そう思ってもらえるような振舞いが親子の垣根を越えて、男同士の深い絆を結んでくれるでしょう。(母と娘も同様です)
2、お父さんは分業主夫!?
現代は様々な家庭環境があります。
妻が働き、夫が家に入る。
それを「専業主夫」と呼びます。
私はこの言葉に違和感を覚えます。
「専業」の後の来る言葉は決まって「主婦(主夫)」です。
その理由は文字通り家庭の役割を専業的に行うのが妻(婦)か夫か、ということでしょうか?
けれど家庭の中での役割は本来、妻も夫も『主』であるはずです。
なぜなら家庭のベースは夫婦ですから。
でも まぁこんな屁理屈を言っていたら・・・
家庭におさまる妻は「専業」だけど、仕事に行ってる夫を「専業」なんて呼ばないわ。
なんて、つっこまれそうですね(冷汗)
では家庭の中で家事や育児に専念するお母さんを「専業」とするなら、仕事をしながら家庭の役割を果たすお父さんを私はあえてこう呼びましょう。
”分業主夫”と!!
仕事をして社会的な使命を果たして給料という対価を家庭に還元し、家に帰れば家事や育児を妻(母)と一緒に協力し合いながら家庭の中で夫(父)としての役割を果たす。
仕事と家庭。
どちらも大切な役割を担うお父さんは”分業主夫”です。
3、社会で奮闘するお父さん
成果を求められる社会で働くことは、肉体的にも精神的にもたくさんの消費が伴います。
この点は第4章で述べたお母さんと対照的といえるかもしれません。
お母さんには目に見えた成果なかなか現れない。
それゆえに、あたり前の存在となり社会的にも家庭の中でも評価されないもどかしさがあります。
一方、お父さんは業績という成果を求められ、お客さんや職場の上司などの評価と常に向き合わなければいけません。
そんな評価のプレッシャーを仕事で背負いながら我が家に帰り、家事や育児の手伝いをした時に、もしもお母さんからこんなことを言われたら・・・
「洗い物に洗い残しがあったよ!」
「オムツのつけ方違うじゃん!」
「前に話してたのにどうして忘れるの!?」
お母さんは毎日慌ただしく家事や育児に奮闘しています。
だからパートナーであるお父さんに家庭の中での活躍を期待します。
「ちゃんとやってるよ!そんなに言うなら自分ですればいいだろ!」
一方お父さんからすれば、評価のプレッシャーから解放され、ようやく安らぎの我が家に帰り、家庭の中で自分の役割を果たそうと思っているものの、今度はお母さんから評価される感覚になってしまうとしたらどうでしょうか?
専業主婦のお母さん。
分業主夫のお父さん。
それぞれの立場で互いに毎日頑張っているのに、とても悲しいことですよね?
幸せな家庭を築く為には家庭の核である夫婦が切磋琢磨・一心同体で支え合う関係でなければいけません。
その為には、互いの存在を認め合い、互いの頑張りを称え合うことが大切です。
例えば、お父さんの家事に不満があるお母さんなら・・・
「仕事で疲れているのに洗い物ありがとう。洗い物は落ちにくいから少し水につけてから洗った方がいいかもしれないよ」
「洗い残しあった?ごめんね。次からそうするよ」
お母さんの言動に不満があるお父さんなら・・・
「いつも家の事色々してくれてありがとう。最近仕事が忙しくて疲れてて・・・できたらその都度教えてくれたら助かるな」
「そうだったの?きついこと言ってごめんね。次からそうするね」
めんどくさく感じますか?
正直めんどくさいですよね?
だけど、互いを認め合う為には夫婦それぞれが置かれている状況や立場を夫婦で共有することが必要です。
その為には第1章の愛情表現と同じで、伝え合わなければわかりません。
会話を密にして、コミュニケーションを続ければ、労いや感謝の言葉が自然と生まれてくるはずです。
4、「お父さん」は家庭の中の”月”
第4章のお母さんは家庭の太陽に対して、お父さんは家庭の中で月のような存在です。
朝陽と共に空が明るくなって、昼間は太陽の光がサンサンと私たちにそそいでくれます。
夕焼けと共に空が暗くなると、夜は月の明りが優しく私たちを照らしてくれます。
太陽と月が交互に現れるからこそ、気温や生活のリズムなど様々なバランスがとれるのです。
月の役割は、私たちに落ち着いて眠れる「夜」という時間をもたらせてくれること。
お父さんという存在はまさにそんな月と同じです。
日中に明るい光を家族にそそぎ、家族を元気にするお母さん。
夜は優しい明りを家族に照らし、家族を穏やかにするお父さん。
太陽と月。
お母さんとお父さん。
2人の存在によって、家庭の中のバランスが保たれるのです。
そして月には太陽と異なる特徴があります。
それは形を変化させること。
満月や三日月となって、月は満ち欠けし、月が照らす夜空の明りは、その時々によって変化します。
新月のようにその姿を見せず、存在感を消してしまう夜もあれば、三日月のようにそっとたたずみ、優しく見守る夜もあります。
あるいは、満月のように夜空に光り輝き、大きな存在感を示す夜もあれば、十五夜のお月さまのように興味や好奇心を駆り立てる夜もある。
家庭の月であるお父さんも同じです。
普段はもの静かな存在だけど、いつも家族を優しく見守る。
けれど何か一大事が起きた時には、ここぞとばかりに大きな存在感を示す。
そしてクリスマスや節分の豆まきなどでは、姿を変えて子どもたちを楽しませる。
そんなお父さんが家庭の中でなくてはならない月なのです。
太陽も月も共に共通するのは家庭に幸せな明りを照らすこと。
そんな太陽と月が重なり合い、愛を確かめ合う皆既日食も大切ですよね♡
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