6児パパ経験談:3人以上子供がいる家庭は夫婦共働きをしない方がいい理由

子育て

子宝に恵まれて子供がたくさん。。。

この先の将来や家計を考えると夫婦で共働きをしないとやっていけない。

 

だけど家を空けている間の子供が心配だし、本当はもっと子供とたくさんの時間を過ごしたい・・・

親としては、子供と少しでも多くの時間を一緒に過ごしたいと思いますよね。

6児パパ
6児パパ

今回は6人の子を持つ6児パパが専業主婦であるママと共に実際に6人の子供を育てながら感じた「3人以上子供がいる家庭は夫婦共働をしない方がいい理由」と子供と向き合う時間の大切さについてご紹介します。

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前提:子供が成長する時間は後戻りができない

パパやママに抱っこされて親の愛情を感じながら、親子で色んなことに触れて様々な感覚を身に付ける乳幼児期。

感受性が豊かになって、日常生活や社会生活に必要なスキルや将来に為に知識を身に付ける学童期。

多感な年ごろで、悩みも多くなり、小さな変化も敏感に察知しなければならない思春期。

  

こうした子供が成長する時間は”一瞬の出来事”です。

  

お母さん
お母さん

あの時、もっと色んなことを子供に教えて、一緒に過ごすべきだったなぁ。

なんて後になって後悔しても、時間を取り戻せることはできません。

 

とはいえ、子供が増えれば増えるほど、お金はかかります。

(子供の将来に必要なお金について詳しく知りたい方は6児パパの子供一人にかかるお金が衝撃的をご覧ください。)

 

子供とたくさんの時間を過ごしたいと願っていても、夫婦で共働きをしないと家計が厳しいこともあるのではないでしょうか。

 

”瞬間的な子供との向き合い”が将来を左右する

親は誰しも子供の幸せを願うもの。

 

キレイごと抜きで、子供にとって幸せな生活を過ごす為にはお金が必要です。

 

お金があれば、子供の将来の選択肢は広がりますし、日常の中でより良質な物を買いそろえてあげることができます。

 

けれど、逆にいくら裕福な環境を子供に作れたとしても・・・

 

子供との関係性が不和になったり、十分な家庭教育ができずに子供の将来が暗雲になっては決して幸せにはなれません。

 

子供は”瞬間的”に成長する為、「今この瞬間に親がそばにいてあげないといけない瞬間」が必ずあるのです。

 

1人・2人の子供であれば、子供が保育所や小学校に行っている時間を活用して、ママが働きに出かけたとしても・・・。

 

帰ってから、夕飯の支度や家事をする間に、ある程度、一人一人の子供と向き合う時間は確保できるかもしれません。

 

けれど3人以上の子供がいる家庭となると、家事の量も膨大で、子供の人数からも一人一人の子供と十分な時間向き合うことが難しくなってしまいます。

 

そうした結果、子供の将来に必要な家庭教育が十分にできなかったり、あるいは親子のコミュニケーションが密にとれない環境で子供が育っていった結果、子供の人間形成において大きな影響を与えることがあるかもしれません。

 

結論:3人以上の子供がいる家庭は夫婦共働きをしない方がいい

感受性が豊かな子供が今この瞬間にも様々なことに影響を受けながら成長しています。

 

その影響の中には良いこともあれば、悪いこともあるかもしれない。

 

例えば、保育所で楽しい時間を過ごした後に、周りのお友達は親が迎えに来ている中で、一人遊びをして過ごす。

 

あるいは両親が帰るまで、目や脳に悪影響をもたらすこともあるゲームや動画を見て過ごしたり。

 

学校に行っている子供であれば、友達関係や勉強のつまづきなどで悩んでいることが話せないなどなど。

 

そうした「今この瞬間に親が子供のそばにいてあげないといけない瞬間」で親の不在が子供の将来にとって、大きな影響を与える可能性があるのです。

 

それは親の愛情の濃度で解決できるものではなく、”親が子供と向き合う時間”が重要となるのです。

 

だからこそ目先の生活や豊かな環境だけを考えれのではなく。。。

 

3人以上のもの子供がいる家庭では、親と子供の十分な向き合いの時間を確保する為には、家で常在する親の存在が必要となるのです。

 

我が家の場合~6児の子を持つ家庭

我が家には中2の長男・中1の長女・小5の次女・小4の三女・小1の次男・1歳の三男と3男3女の6人の子供がいます。

 

パパは会社員でそれほど多くの収入があるわけではありませんが、ママは一人目の子供が生まれてからずっと専業主婦です。

 

家計はもちろん火の車(笑)

 

なんとか頑張ってマイホームを買って、この先続いていく住宅ローンや子供の教育費を考えるとめまいがしてきそうです(笑)

 

節約をしたり色んな工夫をして、なんとか生活がなりたっています。

(我が家の節約術について詳しく知りたい方はコチラをご覧ください→貯金できない:節約とダイエットは同じ!リバウンドしない脱メタボ家計術

 

確かに家計の中で困ることもたくさんあったり、子供に買ってあげたい物、連れて行ってあげたい場所を叶うことができず歯がゆく感じることもあります。

 

けれど、経済の裕福さ以上に子供たちの心を豊かにすることを何よりも大切にすることが我が家のモットーです。

 

専業主婦として家庭に常在するママが日々家庭を守り、子供たち一人一人と密なコミュニケーションをとって向き合う。

 

だからこそ、子供たちは家族と過ごす時間が何よりも大好きに想ってくれて、自分で言うのもなんですが、素直に優しく育ってくれていると思います。

 

6人も子供がいれば、日々がお祭り騒ぎ。

 

食事をする時も、寝る前も、どんな時も子供たちの賑やかな声が家庭に響き渡ります。

 

子供部屋に学習机もありますが、宿題や自主学をする時は、大抵リビングのテーブルに集まって、ママが先生となりみんなで勉強。

  

もちろん良い姿ばかりではなく、親の目の届かない所でイタズラをして怒られたり、些細なことで兄弟ゲンカが勃発することもあります。

   

そんな時も、リアルタイムで子供としっかり向き合って、親として色んなことを子供たちに伝えます。(6児パパの兄弟ゲンカの捉え方と対処法を詳しく知りたい方は激しい兄弟ゲンカにうんざり!?兄弟ゲンカで子供は成長~大人の役割と対処法をご覧ください♪)

       

6児パパは仕事で平日は家を空けることが多いですが、その分、ママが家庭の中の太陽となって子供たちに愛情という光を注いでくれています。家庭の中の「お母さんの存在」「お父さんの存在」について詳しく知りたい方は下記をご覧ください。

第4章「 お母さんは家庭の太陽」 
5児パパによる幸せな家庭を築く為の実践法の第4章です。今回はお母さんについて綴っています。家庭の中で当り前にたたずみながら、家族にとって必要不可欠な存在。その姿はまさに太陽です。
第5章「 お父さんは家庭の月」 
5児パパによる幸せな家庭を築く為の実践法の第5章です。今回はお父さんについて綴っています。普段は仕事などで家にいることは少ないけれど、ここぞという時には大きな存在感を示したり、姿を変えて子供たちを楽しませるお父さんは家庭の中の月です。

  

子供たち一人ひとりと向き合う時間が、子供たちの将来の心豊かな人間形成につながり、結果として目先の経済に変えられない『子供の成長』という大きな成果が表れると信じています。

 

1日に必要な子供との関わりの時間

厚生労働省の「全国家庭児童調査」の中で『1週間における親子の会話時間』の調査が以下のような結果になりました。

時間父親(%)母親(%)
~4時間31.811.7
5~9時間18.713.5
10~19時間20.520.2
20~29時間15.616.5
30~39時間5.410.1
70時間以上0.17.1
厚生労働省の「全国家庭児童調査」

 

上のデータは1週間あたりの親子の会話時間となる為、例えば「5~9時間」の項目であれば、1日にすると約1時間前後ということになるでしょうか。

 

「親子の会話」と言っても、家事などの手を止めて、じっくり腰を据えて向き合って会話するというよりも、一日を通しての全体的な会話時間を示しているのではないかと思います。

 

結論:子供一人につき1日30分以上の対話の時間が必要

我が家に置き換えて考えると・・・。

子供たちが学校から大体16時頃に帰宅して21時半には就寝すると考えて。

6児パパは平日19:30~仕事から帰宅した子供たちの就寝までの時間。

6児ママは子供たちが学校に行く前・帰宅後~子供たちの就寝時間までの時間。

休日は子供たちが起きている時間は家族みんなで過ごす為、起床時間~就寝時間(8:30~21:30)まで一律の時間にして計算すると以下のようになりました。

関わる時間(平日)1日(平日)1日(休日)1週間の時間
パパ19:30~21:302時間13時間36時間
ママ6:50~7:50
16:00~21:30
6時間半13時間58時間半
我が家の1週間あたりの親子の会話時間

 

この時間が多いか少ないか、あるいはこのようなデータだけでは親子の密接な関わりなど表すことはできないかもしれません。

 

ただ、様々な年齢の6人の子供を持つ父として感じる事。

子供一人に付き1日30分以上の対話の時間が必要

 

すごく簡単に見えるかもしれませんが、日常生活がある中で、一人一人の子供と腰を据え子供と向き合って対話することは容易なことではありません。

 

たとえ何かをしながらであっても。。。

  

学校での出来事・お友達の話・今困っていること・好きなこと、あるいはニュースや時事問題を教えてあげたり、兄弟ゲンカなどの場面で伝えることがあったり、一人一人の子供とお話する時間が、子供にとっては何よりも大切なんです。

(言葉が離せない赤ちゃんの場合は一緒に遊んであげることが対話になります。乳幼児が親子で遊びながら脳と手先の発達ができる方法について興味のある方は  コチラをご覧ください)

    

そして6児パパが考える「1日の中で子供と向き合って対話する為に必要な時間の目安」は、子供一人につき約30分以上だと思っています。

 

例えば我が家であれば6人の子供×30分で、1日の中で子供達全員と対話する為には合計180分以上の時間が必要になります。

 

経済的には、6児ママが働いてくれた方が、家計は助かりますし、余裕のある生活ができるかもしれません。

 

けれど、6児ママが家を空ける時間が長くなれば、子供達とこうした時間を過ごすことは不可能です。

  

だからこそ、6児ママは専業主婦のままでいます。(いつも子供達や家庭を守ってくれるママの大変さを思うと感謝とリスペクトしかありません。ママの尊さについて詳しく知りたい方は子育てに悩み自信が持てない母に贈る~ママは子供にとってかけがえのない存在なんですを、パパの役割や心得を知りたい方は子育てが不安なパパへ!6児パパの僕はイクメンを目指しません。をご覧ください)

 

6人の子供を望んで育てる決断をした親としての責任-それこそが子供に寂しい想いや不憫な環境にさせるのではなく、一人一人の子供に愛情を精一杯かけて、子供が幸せに育つ環境を構築することだと感じ、日々子育てに奮闘しています。

  

3人以上の子供がいる家庭が夫婦共働きをしない方がいい理由

話は戻って、子供達が学校に行く前、帰宅後~就寝までの6時間半の時間。

子供2人であれば、一人一人と対話をする為には約60分の時間が必要になります。

もしも夫婦共働きの家庭で、ママが仕事に出ている場合であれば、例えば帰宅時間が18時だとすれば、就寝(仮に21:30として)までの時間、家でママが過ごせる時間は約3時間半となります。

その間に、お風呂や夕飯などの時間を挟んだとしても、子供達2人と対話する為の時間である60分はなんとか確保できるかもしれません。

けれど子供が3人以上いる場合はどうでしょう。

3時間半(18:00~21:30)の間に、3人×30分=90分という子供一人一人と向き合って対話する時間を確保することは難しくなるのではないでしょうか。

”瞬間的”に成長する子供たちだからこそ、子供たちと過ごす一瞬一瞬を大切に考えることが、親としての最も大切な心得であり、責任だと6児パパは思います。

まとめ:子供にとって最良のオンリーワンな子育てを 

ここまで述べてきたのは、あくまで6児パパの意見です。

子供との対話する時間を大切にしている家庭の一例として捉えてもらえば嬉しいです。

家族の形や家庭の事情は様々にあるかと思います。

どれだけ子供との時間を大切に想っても、現実の生活が成り立たなくては元も子もありません。

子育てにおいての正解は一つではありません。

家族の形、家庭の事情、生活環境等に応じて、目の前の子供の幸せの為に、今できる最善の方法を一生懸命考え、子供と向き合って愛情を注いでいくことが何よりも大切なことだと感じます。

6児パパ
6児パパ

最後までお読みいただきありがとうございました。

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