世界的に猛威を振るう新型コロナウイルス感染症。
日本でも緊急事態宣言が解除されたものの、毎日のように感染者が過去最高の更新ニュースを目にします。
国内の新型コロナウイルス感染状況
(2020年8月7日時点)
(画像:朝日新聞 DIGTALより引用)
自分や家族、大切な人の感染を予防して、これ以上の感染拡大を阻止するには、個々の意識や対策が必要不可欠です。
今回は「接触確認アプリCOCOA」の特徴と登録方法のご紹介をします。
COCOAを使う最大のメリットは
新型コロナウイルスの感染者との
接触の可能性をより早く伝えることで
接触した人が
検査の受診など保健所のサポートを
早く受けられることで
家族や他の人への感染を防ぎ
社会全体としても
急速な感染拡大を防ぐことができる
自分を守り
大切な人を守り
地域と社会を守るために
接触確認アプリを
インストールしましょう。
「接触確認アプリCOCOA」とは
新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するために、内閣官房新型コロナウイルス感染症対策テックチーム事務局と連携し、開発した新型コロナウイルス接触確認アプリです。
新型コロナウイルスの世界規模での感染防止対策として、アップルとグーグルの協力によって、iPhone(iOS)とAndroidの2つのプラットフォームで使える「接触確認」の仕組みが作られました。
その仕組みを使って、世界各国の政府や保険機関がアプリを提供することとなり、日本では厚生労働省がiOS/Android向けのアプリ「COCOA」 Contact Confirming Application)として提供しています。
どんな風に使うの?
COCOAは、利用者本人の同意を前提に、スマートフォンの近接通信機能(ブルートゥース)を利用して、お互いに分からないようプライバシーを確保して、新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性について、通知を受けることができます。
(画像:厚生労働省HPより引用)
接触確認アプリの概要
↓
①スマートフォンの Bluetooth を利用して、人と人の接触を検知、記録する。
(1m以内・15分以上)。
②自分の行動の変容が確認できる。
③陽性者と一定期間内に接触があった場合、通知をされて知ることができる。
④登録した個人情報は互いに知られることはない。
⑤感染のリスク(疑い)が早期に発見されることで、自己隔離や早期診断ができ、感染拡大を防ぐことができる。
個人情報が漏れることはないの?
個人のプライバシーに配慮して、名前、性別、住所、生年月日、位置情報、電話番号、メールアドレス等の特定の個人が直接識別される可能性のある情報は取得しません。
情報の受信や発信は、アプリ利用者には見えないバックグラウンドの中で暗号キーをつか使って記録されます。
また端末内の接触記録及び通知サーバー内の陽性者情報一覧は、暗号化したうえで格納され、一定期間(14 日を想定)終了後に廃棄されます。
主な仕様は?
動作可能なOSバージョン
iPhone端末ではiOS 13.5以上
Android端末ではAndroid 6.0以上
機種によっては、動作しない可能性があるので、動作確認機種を確認してください。
機種 OSバージョン
AQUOS SH-M05 Android 9
AQUOS SH-M08 Android 9
AQUOS SH-M11 Android 9
AQUOS SH-M12 Android 9
AQUOS SHV43 Android 9
AQUOS sense3 lite Android 10
ASUS ZenFone Max M1 Android 9
ASUS ZenFone Max M2 Android 8.1
Galaxy Note10+ Android 10
Galaxy S10 Android 10
Galaxy S10 Plus Android 10
Galaxy S8 Android 9
HUAWEI nova 3 Android 9
HUAWEI nova lite 3 Android 10
Huawei Mate 10 Pro Android 10
Huawei Mate 20 Lite Android 10
Huawei P20 lite Android 9
Huawei P30 Pro Android 10
Huawei P30 Pro Android 9
Huawei P30 lite Android 10
Moto G4 Plus Android 8.1.0
Moto G7 Android 10
Moto G7 Plus Android 10
Moto G7 Power Android 9
Nexus 5X Android 8.1
NuAns NEO Android 8.1.0
OPPO R15 Pro Android 9
OPPO Reno 10x Zoom Android 10
OPPO Reno A Android 9
OPPO Reno3 A Android 10
Pixel 3 Android 10
Pixel 3 XL Android 10
Pixel 3a Android 10
Pixel 4 Android 10
REI 2 Android 7.1.1
Redmi Note 9S Android 10
UMIDIGI A3 Pro Android 8.1.0
UMIDIGI A3X Android 10
Xperia SO-01L Android 10
Xperia SO-01M Android 10
Xperia SO-01M Android 9
Xperia SO-02J Android 8.0.0
Xperia SO-02K Android 9
Xperia SO-03L Android 10
Xperia SOV38 Android 10
ZenFone 5 Android 9
ZenFone 6 Android 10
ZenFone Max Pro (M2) Android 9
COCOAの登録方法
6児パパも「COCOA」をインストールして使っています。
実際の画像を交えて紹介したいと思います。
①COCOAをインストール
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②アプリの案内画面表示
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③プライバシーポリシーについて確認
↓
④利用規約の確認
↓
⑤プライバシーポリシーへの同意
↓
⑥Bluetoothの設定
↓
⑦インストール完了
使い方ガイド
メニュー画面
トップページには3つのメニューがあります。
↓
「陽性者との接触の確認をする」を押すと、アプリが自動で検出して、陽性者との接触(同じアプリを持っている者同士)を確認してくれます。万が一接触があった場合は、上と異なるページが表示されます(幸い6児パパは経験ありません・・・)
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万が一、陽性と診断された場合は、アプリ内の別ページ(新型コロナウイルス感染症等情報把握・管理システム)に登録後、登録した携帯電話番号またはメールアドレスに処理番号が通知されます。
ラインやツイッター、メールなどで、共有したい相手にアプリを紹介することができます。
どのようにして接触が記録されるの?
接触の確認方法
感染していると判定されたら
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実際に使ってみた感想
このアプリを使った率直な感想としては、安心感を持つことができるということでした。
通勤電車の中やスーパーなど、生活上、不特定多数の人の中に行かなければならない場面がどうしてもあると、周囲に感染者はいないか疑心暗鬼になってしまうこともあります。
「COCOA」を登録して、毎日、感染者との接触がないかを確認することができるだけでも、不安感は少しは取り除くことができました。
ただ、難点としては、あくまで端末上の検知のみなので、「COCOA」に登録していない人や端末を持っていない場面などは効力はありません。
そもそも自らアプリを登録している人は、最初から新型コロナウイルスへの対策を行っている人が多いのかもしれません。
政府としても「推進」レベルのアプリで、強制力もない為、まだまだ普及していない為、結局問われるところは、個々の意識なのでしょうか・・・
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