
どうも。6児パパです。
日毎に感染者数が増す中、新型コロナウイルス感染拡大防止の為に、本ホームページでもこれまで様々な情報を発信してきました。
しかし・・・先日6児パパも、ついにPCR検査を受ける事態となってしまいました。
家族を背負う身の不安、子供たち家族へ感染させてしまう不安、職場や周囲の人への影響など、心身共に本当に苦しい時間を過ごすことになりました。
その中で、気づいた教訓や経験を通して、少しでも皆さんの感染予防や不安を解消できる情報を発信できればと思います。
6児パパの家庭教育研究ブログは、福祉職に就きながら6人の子育てに奮闘中の6児パパが家庭教育について研究したことや幸せな家庭を築くための方法や教育・福祉・社会時事の他、エンタメ・クッキング・オリジナル小説など多彩なジャンルを発信していくサイトです!!
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PCR検査の結果
自身の身や家族、接触のあった人のことを考えると、生きた心地がしませんでした。
そんな不安の中、受けたPCR検査の結果は・・・陰性でした。
ひとまず安堵しましたが、不安は完全に解消されることはありませんでした。。。
PCR検査までの流れ
相談センター連絡から最寄りの医療機関への受診
前日に倦怠感・喉の痛み・発熱症状(37.8℃)が現れた為、居住地の「帰国者・接触者相談センター」へ連絡
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すぐのPCR検査の必要性はありませんが、最寄りの医療機関への受診してください。
医療機関へ連絡する際には『相談センターへ連絡して受診を勧められた旨』を伝えるとスムーズに受診できます。
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近所の町医者へ電話で伝える。
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診察外の時間の12時以降にコチラから、また連絡するので来てください。
病院に来られた際には、すぐに院内へ入らず、インターフォンで呼び出してください。
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連絡が入り、病院へ直行。インターフォンで呼び出すとフェイスシールドや保護服のような白衣を着た看護師さんが玄関で出迎え。
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コール(フードコートなどで順番がきたら鳴るやつ)をお渡しします。
しばらく車内で待機していただき、コールが鳴ったら、再度インターフォンで呼び出してください。
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コールが鳴り、看護師さんに誘導されて診察室へ。厳重な感染防止対策をしたDrが問診・喉や心音を診察。
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症状から見て、疲労が蓄積して免疫力が落ち、風邪をこじらせたのではないかと思われます。
風邪薬を処方箋しておきますね。

先生、私には子供が6人いて、家庭や職場などで万が一、感染を拡大させてしまうことがないか不安です。
なんとかPCR検査を受けることはできませんか?

そうですね。。。子供が6人もいると常に密集状態ですよね(笑)。
ではPCR検査を受けられるように保健所へ連絡しますね。
保健所から6児パパさんの携帯電話に連絡がきますので、指示に従ってください。

診察情報提供書

①診療費領収書
会計を済ませて、診察情報提供書を手渡されました。(後のPCR検査時に診察情報提供書を担当者に渡しましたが、不要ですのでお持ちくださいと返されました)
保健所から連絡をして最寄りの医療センターでPCR検査
1時30分過ぎに昼食を食べようとした直前に保健所から携帯電話に着信。
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PCR検査について案内します。14:15に〇〇病院(最寄りの医療センター)へ車で来れますか?

はい。行けます。

PCR検査はドライブスルーで実施しますので、車の車種・色・ナンバーを教えてください。
また、PCR検査は唾液を採取して行うので、これからの時間は飲食をしないでください。
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病院へ向かうと駐車場の守衛さんが、すぐに車を限定スペースへ誘導。病院の事務の方2人と看護師さんがフェイスシールドをつけて待機。
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6児パパさんですね(本人確認)。これからPCR検査をします。

試験管の線まで、唾をがんばって溜めて入れてください。
口の中で唾をためて20回くらい試験管に入れるとようやく線まで溜まりました。
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はい。これで検査終了になります。お疲れ様でした。

医療機関からの紹介となるのでPCR検査の費用は不要です。
診察料として3000円ほどの請求となりますので後日、窓口にお支払いに来てください。
検査結果は、数日後に、保健所から携帯電話に連絡させていただきます。

PCR検査後に手渡された書類
帰り際に「新型コロナウイルス検査を受けられた患者様へ」という書面が手渡されました。
PCR検査から2日後に結果連絡
PCR検査後、結果が出るまでの間は、自分が感染者になったつもりで、これまで以上に感染予防を徹底して過ごしました。
職場や息子の学校(部活の兼ね合いがあり)などに連絡し、家族ともに外出の自粛を行い、家の中では完全隔離生活。

家族や周囲にうつしてしまっていたらどうしよう・・・
まだ陽性と決まったわけではないのに、とにかく不安で生きた心地がしませんでした。
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PCR検査から2日後、保健所からのPCR検査の結果連絡が携帯電話にありました。

PCR検査の結果、陰性でした。

日常生活や仕事復帰については、どのようにすれば良いですか?

陰性と判定されたので、体調に気を付けながら日常生活に戻って大丈夫です。仕事復帰については、職場と相談していただければと思います。

わかりました。ありがとうございます!
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PCR検査を受診した病院窓口へ行き、お会計。

②診療明細書
PCR検査にかかった費用
今回、6児パパがPCR検査を受けるまでにかかった費用は以下の通りです。
・診察費(相談センターから受診をすすめられ、診察してもらった医院での診察費)
→2980円(保険適用3割負担)
・PCR検査費用
→無料
・診察費(PCR検査を受けた際の診療費)
→2630円(保険適用3割負担)
発熱から検査までの詳しい経緯と感染予防情報
改めてPCR検査を受けるまでの詳しい経緯と感染予防の為の有効な情報をまとめました。
8月12日~16日まで職場の夏季休暇となり、今回の夏休みは外出を自粛しようと家族で話し合い、自宅で楽しく過ごす計画をたてました。
8月12日
~平穏な日常~
自宅のお庭でバーベキュー。
小さな焼肉よりもブロック肉の方がコスト削減で見栄えもあるので、ステーキ肉を豪快に焼いて堪能♪(買い物は食材の宅配サービスを活用したり、感染予防策をして大人だけで近所のスーパーへ買い出しに行きました)
0歳のパンダちゃんを除く、子供たち5人と一緒に庭でプール☆
外出の代わりにグルメの楽しみをと「チーズドッグ」をおやつして一緒に作りました☆
新型コロナウイルスは飛沫感染・接触感染によって感染します。
その為、手洗い・うがい・アルコール消毒を日頃からこまめに行い、密閉空間・密室場所・密接場面を避けて、外出時にはマスクの着用や携帯用除菌ミストなど感染予防アイテムを携帯して感染予防に努めましょう。
詳しくはコチラ↓
8月13日
~13歳の息子の体調の異変~
お昼ご飯に、子供たちと一緒に洗浄したペットボトルで筒を作って「そうめん流し」大会☆
子供たちのリクエストでプールを楽しんでから、おやつに「冷やし善哉」。
楽しく2日間を過ごしていた矢先。
13歳の長男に体調の異変が・・・深夜に39.1℃の発熱があり、咳はないものの、体のダルさと頭痛があり、頓服を飲ませると37.1℃まで熱が下がりました。
一部ネットなどの情報では”新型コロナウイルスは頓服で熱は下がらないから、頓服を飲んで熱が下がればコロナじゃない”なんて情報もありますが、そうとも限らないようです。
コロナであっても、一時的に熱が下がることもあるそうなので決して気を抜かず、感染様式や感染予防策を把握して注意しましょう。(解熱剤と新型コロナウイルスの関係性については、現在も様々な調査・研究がされているそうです)
詳しくはコチラ↓
8月14日
~息子の体調について相談センターへ連絡~
息子を自室に隔離して、6児パパがマスク・消毒をして看病。
日中は38℃あった体温も夜には36.5℃まで下がる。
味覚異常や咳などの症状はなく、食欲はあるものの、体のダルさと頭痛が残っていた為、この時点で、居住地の都道府県の帰国者・接触者相談センターへ連絡。
症状を伝えると・・・

中学校や周辺で感染者も居なく、夏休み期間で人との接触もないようであれば、症状からみて風邪ではないかと思うので様子を見てください
新型コロナウイルスの主な初期症状は発熱・咳・鼻水・倦怠感・味覚異常・消化器症状などがあります。
少しでも疑わしく不安に感じた場合には、居住地の「帰国者・接触者相談センター」(24時間対応)へ相談しましょう。
感染が疑われると判断した場合には、帰国者・接触者外来へ受診できるよう調整。
感染の疑いがないと判断された場合でも、かかりつけ医への受診を促し、診察した医師が必要と認める場合には、再度同センターと相談の上、受診を勧められた医療機関でコロナウイルスのPCR検査を受けることができます。
詳しくはコチラ↓
8月15日
~6児パパの体調の異変~
息子は快方に向かいましたが、念のためもう少し隔離。
一安心かと思いきや、今度は6児パパの体調に異常が・・・。
喉の痛みと、体のダルさが発生し3時間毎の検温では平均36.8℃(最高37.3℃)
新型コロナウイルスに感染しても、人によっては主な症状が現れず、少し体調が悪い程度にしか感じられない無症状になる場合があります。
新型コロナウイルスの無症状に無自覚のまま普段通りに、人との接触や外出などを行った結果、知らず知らずの内に感染源となってしまい、感染すると重症化しやすい傾向にある高齢者や基礎疾患を抱える人などへ新型コロナウイルスの感染を拡大させてしまうおそれがある為、無症状であっても油断せず、常に注意意識を持ちましょう。
詳しくはコチラ↓
8月16日
~自室にこもって静養~
体温は前日と変わらず、ダルさと喉の痛みが残る。
息子の風邪がうつってしまったのだろうと考え、いつもなら行う休日の食事の準備や子供たちのお風呂は控え、自室にこもって静養する。
楽しい夏休み企画もとん挫して、子供たちには申し訳なく思いますが、午前中は時間を決めて自主学習をした後に兄弟で遊ぶなど子供たちなりに自宅での過ごし方を工夫して楽しく過ごしてくれていました。
「やるべき目標を達成するために、時間を有効活用するスキル」
そんなタイムマネジメントスキルを子供の頃から育むことは、子供の自立心の成長にとってとても大切なこと。
コロナ渦の状況であっても自分で目標を決めて、計画を立てる訓練をすることで、生活リズムの安定や勉強・遊びなど日常生活を計画的にメリハリを持って過ごすことができます。
詳しくはコチラ↓
8月17日
~初めての発熱~
息子の持病の定期通院があり事前にお休みをもらっていたのですが、今回は私の症状もあったので、6児ママが通院へ付き添い。
ダルさは残るものの、喉の痛みはなくなっていました。
スマホにインストールした「接触確認アプリCOCOA」で陽性者との接触がなかったか毎日確認しましたが、接触はなかったので、明日の出勤に向けて静養する。
しかし、夜の検温で37.8℃上がる。
新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するために、内閣官房新型コロナウイルス感染症対策テックチーム事務局と連携し、開発された新型コロナウイルス「接触確認アプリCOCOA」
利用者本人の同意を前提に、スマートフォンの近接通信機能(ブルートゥース)を利用して、お互いに分からないようプライバシーを確保して、新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性について通知を受けることができます。
詳しくはコチラ↓
8月18日
~PCR検査~
朝の段階で36.8℃となり、一安心。
ダルさは少し残る程度でしたが、会社に報告。
前日に37.5℃越えの発熱があった為、大事をとり出勤を控えることに。
風邪症状もあった為、午前中に「新型コロナウイルス相談センター」へ連絡。
すぐのPCR検査の必要性はないが、最寄りの医療機関への受診を勧められ受診。
風邪との所見はあったが、保健所へ連絡の上、PCR検査決定。
数時間後に、保健所から電話があり指定の医療機関で、ドライブスルーでPCR検査を受ける。
すぐに職場や関連場所へ連絡。
結果が出るまで自宅待機。
6児パパはPCR検査をスムーズに受けることができましたが、周囲の話を聞くと、自治体によってはPCR検査をすぐに受け辛い所もあるようです。
今回の経験を通して感じたのは、体調に異変を感じたら、まず「相談センター」へ連絡することが大切だと思いました。
担当窓口の方で、PCR検査の必要性を感じれれれば、その場でPCR検査ができるかもしれませんし、たとえその場で判断されなくても、最寄りの医療機関への受診を促していただければ、受診して体調を目の当たりにする担当医に判断が委ねられる為、PCR検査へつながりやすいのではないかと感じました。(*それでも困難な場合もあるかもしれません)
受診するにしても、そのまま病院へ連絡するよりも、「相談センターから受診を勧められました」と伝えることができれば、病院としても受診する体制を整えて、PCR検査を見越した診察をしていただきやすいのではないかと実感します。
8月19日
~隔離生活~
朝昼夕と処方された風邪薬を飲む。
家族との接触を避けて、自室で過ごす。(自宅2階の部屋とトイレを6児パパ専用として、家族は1階で過ごし、極力共有する場所をなくすようにしました)
家族の中では発熱者はいないものの、5歳のクマ君が咳き込んだり、0歳のパンダ君が、咳が多くなり、ミルクを吐いたり、ぐずり泣きが多くなる。
3時間毎に検温をして36.5℃前後を推移する。
BCGの集団接種、コロナ抑制を示唆
我が家にも0歳と5歳の幼い子供がいるため、乳幼児の新型コロナウイルス感染の不安をいつも抱えています。
そんな中、先日、京都大学(こころの未来研究センター)がBCGワクチン接種の制度化が新型コロナウイルスの拡散低下に結びつく可能性を示唆する発表をしました。
これまで様々な議論があったBCGワクチン接種と新型コロナウイルスの関連性について統計的に検証した結果、BCGの集団接種が将来的に新型コロナを抑制すると推測できたとのこと。
具体的な検査方法としては、新型コロナ流行の初期30日間のデータがある約130カ国を、2000年までBCG接種を義務付けた国と義務のない国で比較。
工夫を重ねた研究の結果、感染者と死者の増加率はBCG義務化の国で有意に低く、初期15日間も同様と判明し、この結果、個人の接種では大きな効果が期待できないと推測されるものの、集団でのBCGワクチン接種では集団免疫効果があるとのことです。
8月20日
~陰性の結果連絡~
ダルさは少し残り、鼻水が出始めて鼻声になる。
昼過ぎに保健所よりPCR検査の結果連絡がある。
結果は陰性とのこと。
職場へ連絡・協議した結果、まだ体調が万全でないため、大事をとって、今週は休みをいただく。
PCR検査は、発症から9日以内であれば、両者で良好な一致率が認められるとの研究結果が示され、導入されました。
しかし、東京大学(保健センター)によると、PCR法では検体採取や検体保存の条件などで次の結果が起こりえることもあるそうです。
・偽陽性(本当は新型コロナウイルス感染症で無いのに、陽性と出てしまう)
・偽陰性(本当は新型コロナウイルス感染症であるのに、陰性と出てしまう)
この割合ははっきりしていませんが、PCR検査の感度(新型コロナウイルス感染症の方で、PCR検査が陽性となる割合)は現時点では高くて70%程度と考えられており、検査結果の判断は慎重に行う必要があります。
その為、たとえPCR法で陰性であっても、新型コロナウイルス感染症でないとは言い切れないこともある為、体調に異変がある場合、あるいは無症状であっても、自分が感染源になりうることを意識した感染予防策に努めることが大切です。
まとめ:無症状であっても感染源となりうる脅威
マスクの着用はもちろんのこと、手洗い・うがい・消毒など仕事柄も感染予防は常時徹底して行っていました。
感染への不安や予防意識もありましたが、通勤時も混雑を避け、帰宅後には、スマホなどを除菌し、すぐに入浴するなどして自宅に持ち込まないよう工夫もしていたので、新型コロナウイルスがどこか、『近くて遠い存在』のように感じていたことがあったのかもしれません。
けれど、”まさか”自分がPCR検査を受ける事態となって、新型コロナウイルスが突然、目の前に現れたような気になりました。
加えて、たとえ、発熱・咳・味覚異常等の特質した症状がなく、無症状の状態であっても、感染が起こりうることも身近で感じた時、感染すると重症化する恐れのある高齢者や基礎疾患を持つ方々にとって、自分が脅威的な感染源になりうる怖さを実感しました。
PCR検査を受ける前後の期間、6児パパは新型コロナウイルスに感染したつもりで、過ごすようにしました。
長期間、仕事も休むこととなり、職場にも迷惑をかけて、本当に申し訳なかったのですが、たとえ無症状であっても、たとえPCR検査の結果が陰性であったとしても、上述したように『100%の確率でコロナウイルスに感染していない』とは言い切れず、人の命に関わる(重症化させうる)脅威的な感染源に自分がなりえる意識と自覚を持つようになりました。
かといって陽性者や感染の疑いのある人を責めたり、排除するのではなく、皆が自分自身の命を守る意識を持って、感染予防や自主的に自粛・行動規制することで、結果として他者の命を守り、感染拡大を阻止することができるのではないかと6児パパは思います。
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