・児童手当が増えるらしいけど、いくら増えるの?
・我が家は対象になるのかな?
・所得制限はあるのかな?

今回は異次元の少子化対策で打ち出されている「児童手当」について解説します。
児童手当の拡充&所得制限撤廃
新たに拡充した児童手当が2024年12月から支給されることが決定しました。
児童手当の変更点を下記にまとめました。
・第三子以降は月額3万円へ増額
・支給対象年齢が18歳まで引き上げ
・年収1200万円程度の所得制限が撤廃
・支給回数が年6回になる方針

これまで月額1万5千円だった第三子以降の児童手当が倍増となりましたね。
対象年齢が15歳から18歳に引き上げられたのも嬉しい♪
またこれまで4カ月分を3回に分ける支給回数が、2カ月分を6回に分ける方針となったことも有難いですよね。
高年収でない我が家には所得制限の撤廃は特に関係ありませんが (笑)
2024年12月から支給決定の児童手当

これまでの児童手当と拡充(案)後の内容を確認してみましょう。
子供6人の我が家のシュミレーション

6人の子供がいる我が家の児童手当を旧制度と比較しながらシュミレーションしてみました。
(旧)児童手当/月額 | (新)児童手当/月額 | |
第1子(16歳) | 不支給 | 1万円 |
第2子(14歳) | 1万円 | 1万円 |
第3子(13歳) | 1万円 | 3万円 |
第4子(11歳) | 1万円 | 3万円 |
第5子(8歳) | 1万5千円 | 3万円 |
第6子(3歳) | 1万5千円 | 3万円 |
月額合計 | 6万円 | 14万円 |
支給合計(4ヵ月) | 24万円 | 56万円 |

新たな児童手当制度では2カ月分を年6回の支給に変わったので、仮に6月を最初の支給日とした年間のシュミレーションをしてみました。
1回目 | 6月支給 | 4・5月分 | 28万 |
2回目 | 8月支給 | 6・7月分 | 28万 |
3回目 | 10月支給 | 8・9月分 | 28万 |
4回目 | 12月支給 | 10・11月分 | 28万 |
5回目 | 翌年2月支給 | 12・1月分 | 28万 |
6回目 | 翌年4月支給 | 2・3月分 | 28万 |
年間合計 | 168万円 |

旧制度の児童手当の年額と比較すると約72万円の増額ということになります。
児童手当の拡充についての注意点

新たな児童手当についての注意点をまとめてみました。
・児童手当の拡充は2024年10月・11月から適用され、最初の支給月が2024年12月となる。
・逆に言うと2024年10月の支給月までは現行の児童手当のまま。
・18歳の第一子が19歳の年齢に達すると、第一子から除外され、以降繰り下げられる(例 第一子が19歳になった場合・・・第二子→第1子扱い、第三子→第2子扱いとなり、第三子の増額がなくなってしまう)
・児童手当の拡充を盛り込んだ「こども未来戦略方針」は、政府が少子化対策などを今後3年間をかけて集中的に取り組むことを掲げている為、期間限定となることもありえる。
・財源の確保や政治情勢等によって、変更となることもありえる。
結論:とにかくありがたい

物価高や子供の成長に伴って出費が増大するなかで有難い限りですね。
皆さんも良かったら上記を参照にして、我が家の児童手当のシュミレーションをしてみてくださいね☆
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